たまにかたり

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この夏戦争を考える。名作戦争アニメ作品大特集

今年も夏がやって来ました。
海にプールに楽しみがたくさんの夏休みももうすぐです。ですが、夏に考えてみてほしい話題がひとつあります。
戦争です。戦争についていまいちど考えてほしいと思っています。
でも戦争というとすこし難しく感じてしまいますよね。
でも、アニメならどうでしょう。子供の頃にみていたかたも、今でもみているかたもいらっしゃるとおもいますが、やはりアニメは気軽に気楽に見れるものです。そんなアニメで戦争を考える。
なので今回は戦争について考えることができるアニメをご紹介いたします。
この夏、あなたも戦争について考えてみませんか。


火垂るの墓

火垂(ほた)るの墓 [DVD]

ご存じこの作品。金曜ロードショーでもよく放送されていました。
節子と清田の二人が戦争という狂った環境を必死で生きていく様子を描いている作品です。どこにでもあるような平和な家族。そんな家族の一員として暮らしていたはずでしたがそこにB29という鉄のかたまりが飛んできて焼夷弾によって家族がバラバラにされてしまいます。
何度みてもそのときそのときの学びがある作品です。感情移入というのでしょうか。
まず、節子清田視点から始まり、西宮のおばさん、そして第三者
なにかを成し遂げた偉い人ではなく至って普通の家族です。わたしたちの様な人生を送るはずだった家族です。子供たちです。
戦争とはなんなのか。それを学ぶことができる作品です。




ふたつの胡桃

戦争童話 ふたつの胡桃 [DVD]

もしも、あなたが突然昭和20年にタイムスリップしてしまったらあなたならどうしますか??
という作品です。といっても「ん??」となると思うのですこしネタバレあり風に書くと、現代に住み携帯を持つような普通の平成の女の子中西彩花があることが原因で昭和20年3月の東京にタイムスリップしてしまいます。ですが数日後にはあの東京大空襲が東京の町を襲うのです。
東京大空襲にあった人たち、戦争に巻き込まれた人たちは特別なひとなんかではなく本当に至って普通のひとだった。というのを身に染みて感じることができる作品です。そう、普通のひとなんです。彩花が戦争中そ生活に馴染んでいく様子もかかれておりその過程で当時の東京の様子を知ることもできます。東京大空襲を扱っているのですがお子さまにも分かりやすい演出がなされています。
よくある戦争のはなしが、「感情移入できない。」「遠い昔の物語に思えてくる」と思ってしまうかたも平成の人間がそこに混ざるという物語の状況もあってか他の作品より興味が持てるのでは無いでしょうか。
なんといっても昭和の子供が携帯のカメラ機能で写真を撮られたあの瞬間、かわいいですよ!!

はだしのゲン

はだしのゲン [DVD]

こちらもかなり有名な作品です。広島の原子力爆弾投下についての作品となっています。
ゲンの家族、中岡家はどこにでもある平凡な家族です。
母親の君枝が妊娠中であり兄になるゲンたちはそのまだ見ぬ妹のために努力して頑張って栄養のある食べ物を母親に渡します。その他にも当時おこなわれていた家にあることをすると爆弾が落ちないとされていることを実践してみたりととても家族思いの子供たち。そんな仲良し家族に突然原爆が落ちてきます。そして家族には、中岡家には目を背けたくなるような出来事が起こります。
ご存じのかたもいらっしゃるかとおもいますが見たら二三日は眠れません。ですが、だからこそ原爆の恐ろしさがわかるのです。
勉強のために、戦争を知るために観ていただくことをおすすめします。





「夏だから」「夏くらい」
そう聞こえてしまうかもしれません。ですが年中戦争を考えるのは難しいというかたもいらっしゃいます。
学校の平和学習にあまり興味を持てず、歴史の授業ではあまり触れずここまできた。というかたもいるでしょう。
ですがアニメという分かりやすい見やすい形のものがあるのだからそこから戦争について学んでいただけたら。と考えたんです。
「戦争なんて関ヶ原の戦いと変わらん(それくらい関係無い遠い昔)」と思うかたがいるのも実はわかるんです。理解しているんです。
というか私はむしろそっち派です。出来事を暗記する日本史ですからそう思っても何一つおかしいことはありません。
ただ、これは今でも起こっている戦争。これからまた再び日本にやって来るかもしれない戦争です。
日付を暗記しろとは言いません。ただ、なにが起こったのか。
それをあなたの目からも見ていただきたい。未来を担う子供たちの目でみていただきたい。それだけです。
この夏、戦争について考えてみませんか?