ハロプロオールスターズ出揃った！北の桜守主題歌「花、闌の時」の感想

こんちはみなさん。

ハロプロオールスターズのMVが出揃いましたね。
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ハロプロメンバー全員集合はお久しぶりです。
それについてはこちらでのべております。
harukadct.hatenablog.com

で三曲揃ったわけですけどもやはり第一印象としては
つんく♂さんがいないハローはこんな感じなのね。
グループ単位としてはみていたのですが、全体は初じゃないですか。
それにハロコンはメンバーこそシャッフルするものの楽曲としてはシングル発表会ですし。
なのでハロプロ全体としてドカンと来てここまでハロプロ感薄れるのも新しい発見でした。

ストレスフリーはあくまでも憧れであって以上も以下も無い
闌の時がまさかのCD化
なぜそこでやった！？だがいいぞもっとやれ
専門が第二次世界対戦の視点でかたります。

ストレスフリーはあくまでも憧れであって以上も以下も無い

ご覧くださいまし。こちらハロプロ全員集合楽曲のMVです。AＫBと違いハロプロは小型ユニットが基準でそこから特別なときだけハロプロオールスターズになります。それくらいハロプロにとって全員集合って意味のある特別なものなんです。
が、どうしたんこれ？といいたくなります。素材のよさと曲の良さに助けられてますね。

ハロプロ・オールスターズ『憧れのStress-free』(Hello! Project All Stars [The longing “Stress-free”])(MV)

衣装も再利用だし、何がどうなのかは知りませんがひとつだけいうと、
なにも知らずにCD聴く分には良いんじゃない??　という感じです。
映像をみてもコード進行もなかなかイラっとさせるものなので「ストレスフリーは理想の形なんだな。」という気持ちは伝わりました。
ですが三曲聴き比べて思うのはこの曲が一番ハロプロらしい、アイドルらしいサウンドということくらいです。

闌の時がまさかのCD化

そして三曲目です。「花、闌の時」

ハロプロ・オールスターズ『花、闌の時』(Hello! Project All Stars [Flowers, in the best moment.])(Promotion Edit)

なにも知らない初見だと「え？？？？？？？？」となるかもしれませんがこちらアップフロント絡みの曲です。
そう

大人の事情です
[

大人の事情

NEXT YOU
J-Pop
¥250

provided courtesy of iTunes

↑BGMにしてね。

この「花、闌の時」は吉永小百合さん出演の「北の桜守」の主題歌となった曲です。

そしてこの映画にアップフロントが関わっていたんです。
サウンドトラックのCDはアップフロントが製作しています。
小椋桂さんが作られた曲を吉永小百合さん、阿部寛さんが歌唱された歌。それをハロプロメンバーがカバーできるのはハロプロ20年の歴史と伝統あってこそ、そして信頼があるからこそできた仕事なのです。そこは誇りに思って良いのではと思います。
ちなみに原曲はアップフロントタレントがコーラスとして参加していますよ！！

花、闌の時(オリジナルバージョン)

吉永小百合/阿部寛/北の桜守隊
J-Pop
¥250

provided courtesy of iTunes

なぜそこでやった！？だがいいぞもっとやれ

MVをご覧いただいてもわかる通り合唱コンクール感があふれでています。が
なぜそこでやった！？
一番やっちゃいけない場所じゃないかな？？
「MY VISION」のようにホールを貸しきって本物の合唱コンクール感出してみたり、というか中野をセット解体して撮ってもありですし。
「夕暮れは雨上がり」のように桜のセット作ったり合成してもよかったのに。マゼコーゼ(懐かしいワード)な感じがして少し取っ付きにくかったです。

モーニング娘。'15『夕暮れは雨上がり』(Morning Musume。'15[The Sunset After the Rain]) (Promotion Edit)

映画を知っていても知らなくても世界観としてとらえにくいと思うのです。

待って、アップフロントってMVは楽曲の世界観を表現する映像作品だってこと忘れてる？？
プロモーションビデオだった頃も
こんな世界観の作品ですいかがですか？？だったこと知らなかった？？

こう思ってもしょうがないよね仕方ないよね。

ですがこのMVには良いところもあるんですよ。それはメンバーのかわいさが目立つところ。いつもは派手な振り付けや衣装でアイドルらしい装飾をつけたうえでアイドルになりますが、今回はそれが有りません。
なので素のかわいさがわかります。つばきファクトリー浅倉樹々ちゃんはかわいかったです。
そして小田さくらちゃん(モーニング娘。18)は顔立ちのよさがあらわれ生田(モーニング娘。18)は美人！！

シンプルだからこそわかる良さですね！！
勝田里奈ちゃん(アンジュルム)も良い味出してます。合唱コンクールでダルそうな雰囲気醸し出すけど本番は本気な女子っぽいです。でも普段のたまには全力勝田を知っているのでその[力の抜き具合]が絶妙ですね。
とはいってもこの曲を理解するには樺太の知識か映画の知識が必要なので映画の映像やあの時代の本物の写真、権利的に無理ならをいれてもよかったのでは？？と思います。じゃないと私が作りますよ！！こう見えても専門が第二次世界対戦研究なんですよ。
解釈は人それぞれだけど基になった作品や出来事があるなら知った方がいいじゃない。

専門が第二次世界対戦の視点でかたります。

この曲は何度も言いますが映画の主題歌です。そしてその映画の大幅なストーリーはというと、
1945年8月、ソ連が樺太攻めこみそこに板親子が北海道まで命からがら行く物語です。
満州引き上げの悲劇をご存じの方ならそれをイメージしていただけたら楽曲のイメージとしてはそれで七割あってます。
あとは映画をみてからだと楽しめるんじゃないかな。というか映画があってはじめて完成する作品です。
大人の事情もドラマ武道館があってはじめて完成する楽曲ですし。
この映像だけ出されても意味がわからんのです。なのでこれをもう批判するハロヲタの考え方、感覚はそれで合ってますよ！！
(あとこの映画アップフロント抜きしてもすごくおすすめな映画ですよ。)

この曲の作詞作曲は小椋桂(おぐらけい)さんです。じつはこの「花、闌の時」以前にも第二次世界対戦の映画の曲をうたわれていましてそれが
「眦(まなじり)」です。

眦

小椋佳
J-Pop
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映画「連合艦隊司令長官　山本五十六」の主題歌です。個人的邦画ランキングトップ５に入るので北の桜守をみたヲタクの皆様におすすめします。

聯合艦隊司令長官　山本五十六　-太平洋戦争70年目の真実- [DVD]

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発売日: 2012/07/13
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眦(まなじり)

アーティスト: 小椋佳,加藤武雄
出版社/メーカー: USMジャパン
発売日: 2011/12/21
メディア: CD
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作詞作曲者も大きなテーマも北の桜守と同じなのですが、あの映画は戦争の終わりに起こったことをかいています。
日本が無条件降伏を決めた決定的理由でもある出来事がこの映画なのですが、その前の戦争が始まるとき、日本がアメリカを攻めた真珠湾攻撃に参加した山本五十六についてかいています。もしハロプロにつられてこの映画をみたかた、これからみるかたは同時にチェックしていくと歴史をより深く理解することができます。
そして歴史のことでわからないことがあればここにコメントしていただいても大丈夫です。Twitterで連絡くださっても大丈夫です。ご自身で調べていただけたらそれはもう私が喜びます。

ただこの曲は映画や戦争に興味がないと受け入れられないですよねわかります。
さぁみんなで合唱しようぜ。