たまにかたり

ハロープロジェクトやフェアリーズなどアイドルのこと、その他得ることができた役立つ情報お届けします。

フェアリーズはアイドルなのかアーティストなのか問題


まず、フェアラーと呼ばれているフェアリーズのファンの皆さんこんにちは。



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最新アルバム「JUKE BOX 」をリリースしたことで話題のフェアリーズ。
ご存じの方いらっしゃいますでしょうか。もし知らない方がいらっしゃいましたらこちらをご覧くださいまし。
harukadct.hatenablog.com

そうですあの話題のDA PUMPとおなじ事務所でダンス&ボーカルグループのフェアリーズです。
そんな彼女たちフェアリーズですが昔からアーティストなのかまたはアイドルなのかはたまたどちらにもカテゴライズされない稀有な存在なのか。そんな論争が昔から沸き上がっております。今回はそこに少し触れたいかと思います。

フェアリーズは何者なのか問題事の発端はなんなのか。

フェアリーズはアイドルだ!!という声とフェアリーズはアーティストだ!!という声。
両方半々くらいで聞こえてきます。ではどっちなんだ。と言いたくなりますがこれが実は難しい問題なんです。
見方を変えるとどちらにも当てはまる事柄というのが世の中にはありますがフェアリーズがまさにそれなんです。

フェアリーズはアイドル派の主張

・握手会や撮影会などいわゆる「接触」と呼ばれるものをデビュー当時から行っており今でも続いている。
・テレビや雑誌などメディアの特集ではアイドル枠に入っている。勿論それは事務所公認なので事務所がアイドルと考えている。
・そもそも歌って踊る女の子はアイドルだろ。
・似たような感じで生歌ガチダンスのハロプロはアイドルだ

フェアリーズはアーティスト派の主張

・歌とダンスの実力がガチだから
・曲中のコールをよく思っていない(これは本人たちも言っていた)
・かわいさに頼らず歌とダンスで勝負している。
・衣装がダサい(アイドルは衣装にこだわるべき)

ざっとこんな感じです。
まずフェアリーズは歌もダンスも実力主義なんです。
これの弊害はメンバーの声がきけないことですが、実は曲を作品としてとらえた場合実力があればあるほど声質が曲に合えば合うほど良くなるもんです。ですからどうしてもフェアリーズの曲は歌割に何かしらの偏りが発生してしまいます。
そしてその既存曲を聞いた作詞作曲家がフェアリーズのために曲を作るとどうしてもいつも歌う脳に残りやすい声を参考にする。勿論その声がマッチするのでその段階で歌割りが決まる。事務所の考えや戦略も入ってはいると思いますがある一定の人に歌割りを片寄らせています。
ですがフェアリーズ結成時のテレビ番組では「アイドルの作り方」として結成からデビューまでを密着しています。ここではあくまでアイドルなんです。言ってしまえば歌もダンスもガチでやるアイドル的アーティストといったところでしょうか。


世間のフェアリーズの印象はどうなのか。

「アイドルたるもの必要なのはトーク力」と言われるようになったのはごくごく最近のこと。
それまでは司会者のとなりで微笑んでおけば大丈夫。という風潮すらありました。いまはアーティストにその傾向があります。
というよりもアイドルとアーティストがしっかり別れてからそうなっていきました。以前はアイドルだろうがアーティストだろうがシンガーソングライターであろうが歌手は歌手。歌番組の司会者の質問にそれなりに無難な答えをしておけば大丈夫。それが受け継がれていく段階でアイドルがコント番組をやるようになりいつのまにかアイドルはトークができないとダメだと言われるようになります。
たまたま偶然、事の成り行きでアイドルにトークが求められるようになったんです。

フェアリーズはどうかというと、黒バラこと『中井正広のブラックバラエティ』にモーニング娘。と出演したさいバラエティ力とトーク力が試されました。見ていたかたはわかると思いますがその後再び黒バラに呼ばれたのはモーニング娘。の方です。
モーニング娘。のメンバー、フェアリーズのメンバー両者どちらも当時中高生の同い年です。
そこで求められていたのはトーク力でした。スタンドマイクを使ったイントロクイズでは曲がかかる前から飛び出しているメンバーもいるくらい前へ前へ精神です。(ちょっとやりすぎですが)対するフェアリーズはわかれば動くがとにかく答えようという気持ちは薄かったのでは無いのでしょうか。もっと分かりやすく差が現れたのがこのあとに行われたダンス対決です。
フェアリーズとモーニング娘。のダンス対決。モーニング娘。の方は外部でのダンス経験者である石田亜佑美鞘師里保が代表として出演。
ここではっきり差が出ます。フェアリーズはダンスとしての正解モーニング娘。はダンスは安定していることを前提にバラエティとしての正解を披露しました。これをどうとらえるかは自由です。実は曲調も少し違っていてモーニング娘。の曲はアップテンポでした。フェアリーズスローテンポ。番組側がフェアリーズは凄い!としたうえでモーニング娘。のオチを担当させたようにも見えます。
ただ番組側がにたような状況の二組を競わせてよかった方を今後使おうとしていたのは確かなようです。
この似たような要素というのが
・MAX、モーニング娘。OGという世間的に人気のあった先輩がいる。
・フェアリーズ7人モーニング娘。9・10期新人8人と似た人数
・歌とダンスに力をいれている
という要素で視聴者が見ていて非常に状況が分かりやすいというものでした。
フェアリーズにトークやバラエティを求める人が少なくなったきっかけでもあります。
モーニング娘。と違ってみんな優等生ですから最初からそこを求めるのが間違っていたのかもしれませんが。正直フェアリーズにそこを求めるのは少し違うのではと私も思っていますし。メンバー同士のワチャ輪チャイチャイチャとバラエティは違いますし。
だからこそ「なんかよくわからんけどフェアリーズはダンス??」という感じでフェアリーズはダンスというのが前に出てきたかと思います。

フェアリーズがアイドルかアーティストか意見が別れる原因のひとつに楽曲の迷走があるかと思います。
フェアリーズ結成当時、つまりこのアーティストかアイドルか問題が出始めた頃というのは主なファン層は同年代である中高生がメインでした。その年頃というのはかっこいいものはアーティスト、かわいいものはアイドルという偏見だけど分かりやすい考え方をしていました。
それはTwitterでも見てとれます。で、ここで楽曲の何がどうなんだというと。かわいいのもかっこいいのも出してます。
セカンドシングルなんかはそれがはっきりわかるのでは無いでしょうか。


[PV]フェアリーズ / HERO(Full Ver.) Fairies

そうメンバーの林田真尋ちゃんの名前をもじって「マヒーロー」とかなんとかいってたやつ。(わー懐かしい)
この曲はバッキバきのかっこいい路線、つまるところのアーティストです。


[PV]フェアリーズ / Sweet Jewel(Full Ver.) Fairies

こちらはアイドル路線です。しかもカラフルキラキラわいわいキャハハ。
正直どのアイドルよりもアイドルでした。
アイドルを名乗っておいて可愛いに飢えていたハロプロに見せてあげたいレベルのアイドルです。
そして当時はデビュー記念怒濤のテレビ出演が終わり余力がある人がテレビで見たフェアリーズをみてたどり着いたところがこの曲でした。
More kiss で断定するかは別として何となくアーティストっぽいかっこいいイメージが先行していたのであまりの違いに脳裏に焼き付いたのです。そんなこんなでアイドルだという認識が余計増えてしまったのです。

More Kiss

More Kiss

  • フェアリーズ
  • J-Pop
  • ¥250





ダンス&ボーカルグループであるフェアリーズ

で、最近どうなってんのという話ですがこのフェアリーズアイドルかアーティストか問題は現在も小さな灯火として継続中です。小さくなった理由のひとつにこの状況を知ってか知らずか「ダンス&ボーカルグループ」と名乗っています。名乗っていますというより強調しています。
これでいいと思いますしこれが一番落ち着きます。ダンスもボーカルも本気でやっていて実力もありますしアーティストかアイドルを名乗るよりも違和感を覚える人数は減るのでは無いでしょうか。
それに人によってアイドル、アーティストという言葉に対する捉え方は異なります。10人のフェアラーがいれば10通りの意見や考え方があるんです。だからこそダンス&ボーカルグループをやや強調しながら成長していけばよいのではと思います。

お願い事務所様!!

さてそんなフェアリーズですが問題がありましてね。それをさらっといって立ち去りたい所存です。

ライブ公演回数増やしてほしい

なぜかって行けないフェアラーが結構いるから。
ハロプロみたいにライブだけで年間100公演やれとは言いません。せめて5公演以下の呪縛から解き放たれてほしい。
そんなに公演増やしたくないなら武道館やってほしい。

ちょっくらたまプラ抜け出しませんか?

たまプラのご当地アイドルと比喩されるほどたまプラでイベントを行っており新曲の初披露もだいたいここ。新曲初披露がいつも同じお客さんの顔ぶれなのはどうかと思いますし関東以外のフェアラーの中には新曲初披露というある意味レアで印象に残る場面に立ち会いかたもたくさんいるはず。フェアリーズ版地域格差問題です。せっかく日本各地からメンバーが集まっているのでメンバーのお帰り公演(ハロプロでいう凱旋公演)とだいして各地でやってみてはいかがでしょうか。埼玉公演でももか(伊藤萌々香 埼玉県出身)お帰り公演、鹿児島で空(野元空 鹿児島県出身)お帰り公演みたいな感じでね!みんなで「おかえりーーーー!!!!」って叫びたいし。遠征できない中高生のファンだってたくさんいます。ちょっと言い方生々しいですけどここで日本各地でやっておけば将来良い全力でフェアリーズ応援してくれますよ、
地域格差、深刻です。

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埼玉県出身 伊藤萌々香
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鹿児島県出身 野元空

まとめると

フェアリーズはアイドルなのかアーティストなのか、捉え方は人それぞれ。
ですが世の中にはアーティストが好きな人、アイドルが好きな人とそれぞれが別のカテゴリとして存在すると考える人もいます。
するとどちらのファンからもフェアリーズが見つかります。
いまはアルバムリリース時期ですし大人になったフェアリーズの方向性が固まってきた時期でもあります。
もう少し、暖かい目で見守りましょう♪
こちらがフェアリーズのnewアルバムです↓

【早期購入特典あり】JUKEBOX (AL+Blu-ray)(B3ポスター付き)

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JUKEBOX (CD+DVD)

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かっこいい曲中心に可愛い曲もちょっと切ないバラードも入っています。
野元空ちゃんのラップが入っている曲が数曲ありますそこが特にお気に入りです!
おためしあれ!!!